Eastern Star Gas Limited (ASX:ESG) は、産業・社会インフラシステム企業である日立製作所 (TYO:6501) と東洋エンジニアリング (TYO:6330) との間で覚書を締結した。
Sydney, 2010年5月24日, AEST (ABN Newswire) - 金曜日の安値狙いがウォール街での下落基調の停止を支え、今日のオーストラリアの株式は若干高で取引を開始した。S&P/ASX200 指数と全株指数はともに今日、取引開始直後に0.8%超上昇した。
同国内市場は金曜日、取引開始時に3%下落し同日中に劇的な転換を記録するという変動の激しい一日を経験した。取引終了時は0.25%のみの下落となった。週間においては、市場がヨーロッパでの負債危機により打撃を受ける中、 S&P/ASX200 指数は6.63%下落となった。
経済ニュースとしては、オーストラリア統計局が4月の新車販売データを発表する。
企業ニュース
Eastern Star Gas Limited (ASX:ESG) は、産業・社会インフラシステム企業である日立製作所 (TYO:6501) と東洋エンジニアリング (TYO:6330) との間で覚書を締結した。東京で先週金曜日に締結されたこの覚書は、ニューサウスウェールズ州 Newcastle での電力駆動を利用する液化天然ガス輸出プロジェクトの開発に向けた実現可能性調査への道を開くものである、と Eastern Star は語る。この実現可能性調査では、 Newcastle での日立・東洋の中型電力駆動技術を利用した液化天然ガス輸出プロジェクトの実行可能性の確認が目的となる。
Brockman Resources Limited (ASX:BRM) は今日、 Sinosteel との戦略的関係と同社の主要 Pilbara 鉄鉱石プロジェクト開発の両方が順調に進んでいると発表した。これはオーストラリア政府が提案する資源超過利潤税 (RSPT) により作り出された不確実性のために、同採掘企業の中国のパートナー企業との戦略的関係に変化が生じたとするメディア報道に対応するものである。 Brockman は最近 Sinosteel との間で、 Marillana 鉄鉱石プロジェクトからの初めの5年間での生産期間における最高で年間1,000万トンの産出鉄鉱石購入や、同プロジェクトにおける戦略的投資オプションの検討を含む覚書を締結した。
Gunns Ltd (ASX:GNS) は同社のハードウェア小売事業を、完成調整を条件として4,000万豪ドルで John Danks & Son へ売却することに合意した。この取引には、タスマニア州のハードウェア店舗5店、木材造作センター1ヶ所、トラス製造工場1棟、サポート事務所1ヶ所の売却が含まれる。また Danks は Gunns 事業の全従業員を維持するオファーを行う予定である。 Danks は Woolworths Limited (ASX:WOW) と Lowe's Companies Inc (NYSE:LOW) 間で完全保有される住宅改装ジョイントベンチャー事業である。
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